ドブネズミの詩(うた)

と、いう詩集があります。確か大学生の頃偶然古本屋でみつけました。そのなかから。


「この会場には仕事やっとる奴、やっとらん奴、学校行っとる奴、行っとらん奴、いろんな人がおると思うけど、お前らはライヴを見に来とる、俺らはライヴをやりに来とる、それで問題なかろう。」


ビートルズは長嶋がホームランを打つのと同じカッコよさがあったなあ。」


「歩くのが好きなんですよ。一番、落ち着ける。」


「欲?あるよ。性欲でしょ、食欲でしょ、それ以外はあんまりねえなあ。」


「私は単なるアホの町人なんです。」


「ブルースの人なんか、40とか50で初めてレコード・デビューしてるんだよね。だから、年なんか関係ないし、あせることなんかないんだよね。」


「宝くじで一千万円当たったら、まず寿司屋にいくな。」


「プレゼントはビール券がいいな。あれでツマミも買えるんですよ。」


「なんの職業に就いてもおんなじなんだよな。大差ないんだよ。」


「雨でも降らんと野外でやる意味なかろう。」






「ドブネズミの詩(うた)」ザ・ブルーハーツ著 角川書店 1988


















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