森永チョコボールとチャーハンのこと

小雨降る深夜。男34歳、仕事の帰りにコンビニで森永チョコボール74円なりひとつ買う。一緒に缶コーヒーでも買って体裁をつくろうとするも辞める。あまりにも小さなその箱がひとつカウンターに置かれた風景はなかなかせつないものだった。
「あ、そのままでいいです。」という言葉がせつなかった。
近所に欲しい普通の中華屋。こういう普通の中華屋がなかなか貴重。チェーン店でもなく、こじゃれた中華料理屋でもなく、韓国料理屋でもなく、台湾料理屋でもなく、普通の汚い中華屋。メニューはシンプルなしょうゆラーメンとタンメン、チャーハンと餃子とレバニラ炒めと肉野菜炒めがあれば充分かな。汚いカウンターがあってシミのついた少年ジャンプと日刊スポーツが積んである感じ。瓶ビールのお通しはメンマのラー油和えで。圧倒的な火力に中華鍋を振るおっさんがかっこよく見える。その背中越しにたちのぼる中華鍋の炎。鍋ひとつで生きてきた気概のようなものが感じられる。こういう普通の汚い中華屋がなかなか無いんだよね。
最近新大久保の駅前の中華屋によく寄る。ここのチャーハンがおいしい。

写真は今僕が仕事で関わっている新しい街の人工池です。でかいべなー。夕景。UK?








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