【夢十夜】 第六夜

夏目漱石原作「夢十夜」の中にある第六夜。
運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでゐると云う評判だから、散歩しながら行って見ると、自分より先にもう大勢集まって、しきりに下馬評をやってゐた。
・・・鎌倉時代とも思われる。
所が見て居るものは、みんな自分と同じく、明治の人間である。其の中でも車夫が一番多い。辻待をして退屈だから立ってゐるに相違ない・・・。



奇跡的な映像です。音付きで見てみてください。運慶が異相空間から仁王を掘り出す光景を。

松尾スズキは天才ですね。製作は早苗ちゃんの会社、Spoon.です。
今夜、夢見るかな。


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