グラムデザインさんのオープンハウスにお邪魔して、夕暮れ間近、丹下さんの
倉吉市庁舎へ。
敷地のレベル差に沿って積層するやや無骨な水平の梁が目を引きます。(しかも階高がかなり低く抑えてあり、より水平方向に引っ張られるよう)
無骨な構造と繊細な間仕切り、スクリーンは微妙にズレていて、そのズレに魅力的な奥行きを感じました^ ^
その後、倉吉のまちなみを散策。2016年の
鳥取県中部
地震(最大
震度6弱)で受けた被害も改修されていて少し安心しました。
淀屋(旧牧田家)の3間くらい飛んだ丹精な差し鴨居と繊細な格子を見たときになんとなく
倉吉市庁舎の佇まいと重なって妙に腑に落ちました。
倉吉市役所本庁舎。 無骨な片持ち梁。階高が抑えられていて独特のプロポーション。
人工地盤で持ち上げられた広場のようなスラブの下をくぐるアプローチ。
小高い丘の上の広場のよう。
小梁が独特の光のリズムを生む。
淀屋(旧牧田家住宅)。往時の賑わいを偲ぶ座敷。
大きな胴差しに腕木を差して出桁で持ち出した庇が特徴的。
町屋をリノベしたお店。空き家も目立つけど、活かせば宝の山にも見えます。
土蔵が面する生活インフラの水路。水路を渡る石橋。通用門。橋は何か別の世界へ渡るような非日常性がありますね。