場所はいつも旅先だった

しばらく忘れかけていた20代の頃の気持ちを思い出すような映像でした。
これから先、知らない場所、知らない世界とたくさん出会うと信じていた頃の。
 
「サンフランシスコの24時間ダイナーでカップルが政治の話をしているとき、シギリアの若い僧侶は寺院の床を箒ではいている。マルセイユの漁師がまだ日ものぼらない朝霧の中、相棒と船で沖に出ているとき、メルボルンのカフェでは夜勤明けの警察官がフラットホワイトをすすっている。わたしたちの知らないところで、だれかの朝がはじまり、だれかの夜が終わっている。そんな早朝と深夜の人間の暮らしをひとり旅を通して描く。」
 

 

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