「設計製図のヒント」

鈴木恂さんの言葉で覚えていること。「壁と壁(入り隅のところ)と床、壁と壁と天井がぶつかるところがどうなるか考えてごらん。」
石山修武さんの言葉で覚えていること。「建築で一番難しいのは建築と地面の境界、建築と空の境界をどうするかなんだよ。」
フランク・ロイド・ライトの建築。人間の身体をどう囲うのか。押さえつけたり引き伸ばしたり。
ル・コルビュジェの建築。空をどうやって掴まえるか。大地と建築がどうつながるのか一生懸命考えた。
ミース・ファン・デル・ローエの建築。自由な平面は古典的なシステムとの関係で生まれるということ。実は強い一回性の建築。
ようするにみんな建築が好きなんだと思う。
今の日本には建築が好きな人がいなくなってきているような気がする。


僕は絶対コンピューターから離れられないけど、これは無い方がよかった気がする。最近むしょうにそう思う。建築のおもしろさを本当に知る為には・・。

石山修武さんの「設計製図のヒント」→http://ishiyama.arch.waseda.ac.jp/www/jp/hintabout.html
早稲田の学生は幸せだと思う。これだけ一生懸命建築のおもしろさを伝えようとしてくださる先生がいるんだから。