メモ100901 + マテーラの奇観

あかんがな 今日から9月かー。
ついこのまえ年が明けたと思ったらもう年末が近づいてきた!早し!
光陰矢の如しナマステとはこのこと。

今日は奥出雲町内で建築中の小学校の現場見学の機会をいただきました。校舎は木造ですがラーメン構造で、水平力をラーメンのフレームと床面の剛性でみてあるので壁(耐力上の)がありませんでした。耐力壁がないということは、将来建物の使い方が変わっても対応しやすくて融通がききます。木構造の接合部は金物が見えない納まりなっていてとてもきれいでした。
食べ物などでは均質な流通のネットワークよりも場所や季節の特徴がある地産地消の大切さが言われるようになりました。建築でもその資材をなるべく地元の近くで調達することが見直されています。公共建築物を木造でつくる意味もそうした流れの一端かもしれません。
木構造の現シになった内部の現場は伽藍のようで、このまま天井などの仕上げをしないほうがかっこいいなあと思っていまいました。



イタリア マテーラ。プーリア地方から続く台地の端に広がる奇観。2008年9月。

イタリア マテーラ。

新石器時代から人がつくり続けてきた地層的な都市景観。また地下にも迷宮のような地下世界がある。

住居としての洞窟が対岸にもみられる。ここには地面と建築の境界がない。すべてが建築であり、人がこの場所で生きる意思とその時間の積層が風景になっている。

洞窟教会。マドンナ・デ・イドリス。

同上内観。

番外編。ミコノス島にたネコ。レストランの裏口であまりものをもらうのを待っていました。すごい集中力。








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