街雑記

大久保通りと明治通りの交差点も10年以上歩いた場所。角には副都心線東新宿駅の地上出入り口ができて、長年続いてきたあんみつ屋さんも取り壊されてしまった。
取り壊されたあとには隣家の外壁に打ち込まれていた型枠が現れた。壁を接して建てたため、型枠を打殺シてある。そして道路側の部分はコンクリートブロック造のようだ。都市計画上の制限か、増築の為かわからないけどおもしろい。でもよく見ると2階の床のレベルに臥梁が見えないから、コンクリートブロックの内側は木造で組んでいるのかな・・。どうでもいいけど街の観察ってけっこう飽きないね。

通り沿いの建物もずいぶん様変わりしたけど、こうしたおおきな道の交差点の角地が変ると街の印象も変ってしまうから不思議。
とにかくこうして東京の風景は日々変化していく。変わり続けることが東京の風景だ。
そう考えるとすべて仮設の建築物に見えてくる。超高層も、道路も住宅も。東京は巨大なバラックの集積なんだろうか。
本当のバラックは自由だ。街に住む確かな感覚があるから。でもイメージでつくられたバラックは不自由で書き割のよう。








にほんブログ村 住まいブログへ



住まいるブログランキング 住まいの総合情報サイト