旅行記14の補足

旅行記14の補足。「・・都市の風景を反転させてしまおうとした。この大きな塊が大地から持ち上げられたとき、それはそんな強い意志の表明だったんだろうと思う。」について。学生時代了二先生からいただいた資料がでてきたので載せておきます。ユニテ・ダビタシオンの配置図かっこよすぎ。ここではコルビュジェは批判されているんだけど、歴史的な都市空間との比較に耐え得る建築をつくれるってことがすごい。

確かコーリン・ロウが都市空間の比較を行っている論文の図版。ユニテ・ダビタシオンとパラッツォ・ウッフィツィの比較。塊としてのヴォリュームと空隙としてのヴォリューム。

マルセイユのユニテ・ダビタシオン。

フィレンツェのパラッツォ・ウッフィツィ。
「都市」空間として魅力的なのはやっぱり囲まれてる方だと思う。コルビュジェは「都市」を解体して田園にしてしまおうとしたんじゃないかな。




[旅行記] [ル・コルビュジェ]  
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%A5%E3%82%B8%E3%82%A8




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