少し気分転換。
旅行記で触れなかった場所と写真。ミラノ編。
08/09/21 この日はボローニャからミラノを経由してフランス国境近くまでの移動日でした。乗りかえだけではもったいないと思ったので少しだけミラノの街を歩いたときの写真です。
この日のメモを少し載せておきます。
「朝6時30分起床(ボローニャのホテル)。7時チェックアウト。昨晩レセプションのおばあさんにあす朝7時に出ると言っておいたから、既にカウンターに座っていて「朝食は?」と大きいカップにカフェラテを入れてくれた。クロワッサンとジュース、カフェラテをカウンターでいただく。結局三日分の朝食の精算は無かった。ボンジョルノと手を振ってくれ、僕も答えてホテルを出た。街はまだ閑散としているが、バールでは朝のコーヒーを飲んでいる人も見かける。天気は良さそうだ。7時55分無事ミラノ行きの列車に乗り込む。車窓から見える空にはうろこ雲が見える。すっかり秋の空。11時前ミラノ着。・・・」
ミラノ中央駅。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア。大聖堂とスカラ広場を結ぶ都市の記念碑的アーケード。
ミラノ大聖堂。でかし。
トッレ・ヴェスカラ。モダニズムとは異質な高層ビル。中世の塔をイメージさせる不思議な建築物。
同上。
同上。外構 外灯足元廻り。さりげなくベンチがデザインされている。
サンタンブロージョ聖堂。ロンバルディア地方のロマネスクの原型だそうです。確かに塔の雰囲気に見覚えがある。(9世紀〜12世紀)
同上。アトリウム。この回廊が魅力的。初期キリスト教会堂の形式を残す。
通りがかりの集合住宅らしき。柱がテラゾーのよう。ポンペイではローマ帝国には左官の文化があると感じたけど、テラゾーのような左官技術は現代でも一般的なのかな。ギリシャは建築的であるのに対してローマは土木的。そして土木的な要素を左官で飾る感じ。スチールの格子もきちんとデザインされていますね。
同上柱詳細。かなり荒っぽいけどプレキャストのテラゾーパネルかな。アルハンブラのカルロス5世宮殿で見事な人造大理石(テラゾー)の一本柱を見て驚いた記憶がある。
ミラノの無印は盛況でした。日本の何倍もの価格で高級ブランド的な感じだったけど。商品のきめの細かさ、品揃えは海外では重宝されると思う。
ミラノは中継地だったので滞在時間が短かったんですが、贅沢を言えば近郊のテラーニの住宅やオスカー・ニーマイヤーの事務所建築、A・ロッシの集合住宅なども見てみたかった。
ミラノと言えば、スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ (サン・シーロ)。そうイタリアの名門ACミランとインテル(現在長友在籍)が本拠地とするサッカー競技場があるんです。今度はゆっくりサッカー観戦でもしたいな。
スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ 参考写真 ©Wikipedia
やっぱスタジアムから全然違う。まさに現代のコロッセオ。日本にも専用スタジアムが増えてほしいです。