「国家」とは何か

グローバル化が進めば進むほど、ロシア、中国はもちろん欧米をはじめとして(日本も)自国優先主義が目立つように見えるのはどうしてでしょうか。(自国だけで世界(経済社会)は完結しないのに、、
「国家」とは何でしょうか?
いっそのこと無くせないのか、、(無くなることはない)
僕がものごころついた頃(1970~80年代)は漠然とした不安が覆う冷戦の時代でした。皮肉なことに米ソの冷戦構造が安定した世界秩序だったのかなと思えるほど、ソ連崩壊後 世界では紛争が増えているようにも見えます。
結果として日本も国防費を増やし、強い軍隊を保持すべきという流れになるのは自明。
「国家」とは何でしょうか?
 
いろんなスケールの生活圏の輪郭があって、そのなかでも近代は国家の輪郭が突出して強くなったという視点は、確かにそうだなあと思いました。
古代は都市どうしがネットワーク的につながっていて、近代とは異なる世界の風景があったんでしょうね。
 
 
ロシアのウクライナへの侵攻(侵略)について
素人が銃や火炎瓶で対抗するなどの犠牲がヒロイックにSNS等で消費されるのは違和感があります。
それはかつての日本の「一億玉砕」を想起させます。
国家は国民の生命財産を守る為に存在するのであって国家の見えざる意志の為に国民が血を流すことは本末転倒だと思います。
市民の犠牲が増えないよう、とにかく早期停戦を願うばかりです。
 
 
 
 
 
 

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