建築

JOH

実際に訪れたこともないJOH(1965 宍戸邸)がどうして僕の中に強い指標のようなものとして、ずっとあったのか文章にしてみました。 主体構造は大柄なコンクリート。安藤さんのようにきれいでもない打放シ。内部の生活の機能に対応する間仕切の類は基本的…

カタチを「決めること」。

1996年。上京して建築の勉強を始めたころ。なんか建築家の話でも聞いてみようとでかけた講演会がありました。 ほとんど記憶だけで記述するので若干あいまいな点もありますが。 それは隈さんと理顕さんの対談形式の講演会でした。確かタイトルは「プログラ…

東光園

120803 大山町へ行った帰りに東光園で温泉につかりました。午後の早い時間帯だったので浴場も貸し切り状態。とても贅沢な時間を過ごせました。 東光園見れば見るほど不思議な建築です。RCの大胆な構造がそのままこの建築の佇まいになっていますが、RCと…

島根県立美術館

今日は島根県立美術館について。 菊竹さんの後半の仕事は賛否分かれるようですが、県立美術館はとてもいい建築だと思います。 9号線沿いの立面は比較的高く、ビルが建ち並ぶ都市的景観に合わせるような素っ気ない四角い塊のようにみえます。 一転して宍道湖…

アルヴァ・アアルトの曲線

1998年のA3ワークショップで石山修武さんが机の上にアルヴァ・アアルトの花瓶を置いてレクチャーされていたことを覚えています。 建築の世界では恣意的な曲線を使うことは非常に難しいです。それは、デザインの難易度という意味ではありません。複雑な…

内藤廣 島根県芸術文化センター グラントワ

ゴールデンウィークはダラダラと仕事の整理をしたり、地元のイベントに参加させていただいたりと、特にどこかへでかけることはありませんでしたが、この土日で島根県益田市までの小旅行をしました。県内といっても島根は東西に長く奥出雲から益田までは半日…

メモ101002 + 山陰の公共建築

まだまだ未熟者です。がんばろー。 今日は8時30分現場立会。 10時 アトリエえん。10月が始まりました。早い。忘年会の話などもでてきました。今年もあっという間。 仕事がいくつか溜まってきた。仕事の進め方を考えよう。30分単位くらいで区切って集中…

建築について 

うーん 僕もそろそろ建築について考えなきゃいけない。と、いうかもともと僕にとっての建築とは何だったか整理していこうと思います。ようするに、僕はこういう建築をつくりたいんだという態度表明(といったら大袈裟ですが)みたいなものを少しづつでも自分…